華氏911
昼食後、パソコンのスイッチを入れたとき、窓越しに「チキチキチキ…」という鳴き声が聞こえてきた。やぶから長く伸びた竹の先にモズが一羽、盛んに尾を振りながら鳴いている。オレンジっぽいお腹、こげ茶のふわふわした頭、羽はグレーでメスのようだ。かわいい!
DVDで「華氏911」を見る。ビデオ店には一つしかなく、いつもレンタル中だったので、ようやく借りられた。大統領になる前のブッシュ氏がサウジアラビアの石油開発事業で儲けたこと、ブッシュ父子がカーライル社の仕事を通じ、サウジアラビアと特別の深いつながりがあること。サウジアラビアとオサマ・ビン・ラディンとの友好関係。9月11日のテロで儲けた産業の一つが同社で、オサマ・ビン・ラディン一族も、その軍需部門に投資していたこと… テロ事件のあと全ての空港が閉鎖される中、ビン・ラディン一族をふくむサウジアラビア人たちが米政府により出国を許可されて出国していた(空港でパスポートのチェックをしただけたった)とは聞いて驚く。アルカイダへの調査をただちに行うべき、という声があっても大統領は着手せず、「9・11のテロとイラクが関連しているという証拠をもってこい」と威圧的に指示。国民に対しテロへの恐怖をことさら強調し、イラク戦争を強引に開始していった過程をみると「恐怖政治」さながらだ。国民はよほど慎重に考えて政治家を選ばなければ。(日本にも同様に当てはまることだが。)ぜひ多くの日本人に見てもらいたい作品である。
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